小さな頃の台風かくれんぼ [かくれんぼ]
なぜか遠い昔の台風の記憶が思い出されます。
橋の下で 〜によって Peter Griffin
これは朝靄の川辺なのでしょうか?それとも一日中どんよりとした雲が垂れこめている町の風景なんでしょうか?
パッとこの写真を見つけた時、僕の記憶は幼少の頃に引き戻されました。
小学生になる前の頃、台風が近づいているにも関わらず、雨の音と風の音に誘われ、なぜか近所にある川の桟橋までいったものです。
川の流れはとても激しく、まさに濁流といってもいいような状態でした。
今思えば、なぜそんな危険なところにいったのかはわかりませんが、あのときは、その濁流がとても美しく感じられ、ジーっと見ていた覚えがあります。
しばらくその桟橋の下から、ずっと濁流を見ていたのですが、なぜかあの時の温かい気持ちが、この写真をみて蘇って来ました。
どこをどうみても、この写真は濁流ではないのですが、この写真が橋の下から撮られていることが、僕の古い記憶に訴えかけてきたのでしょうね。
なぜか、ふと思ったのですが、いままで自分の生きてきた時間をビデオか何かで観ることってできるようになりませんかね。
幼き頃の自分を大人になった自分が改めて見つめなおすことができたら、さらにやさしい気持ちが持てるようになるような気がするんですけどね・・・
CMで見るモノクロ画面に色鮮やか商品って、どうやってるの? [モノクロ]
モノクロの写真って、とても味わい深く、なぜか安心してしまいます。
大人になって、なかなかクレヨンって見る機会も触る機会もありませんが、僕は小さな頃、絵を描くのが好きで、いつもクレヨンまみれになっていたそうです。
自分の記憶では、絵を描いていた記憶はあまりないのですが、クレヨンの匂いを嗅ぐと、ものすごく懐かしい気がします。
母に聞いたのですが、その頃の僕はとても変な絵を描いていたらしく、バカか天才のどちらかに育つと言われていたそうです。
でも、こうやって名も知られることもなく、このようにブログを更新していることを考えると、どうやら天才にはなれなかったようです。
モノクロの中にある鮮やかな色
どのビールのCMだったかは忘れましたが、モノクロの風景の中にそのビールだけが色鮮やかになっているものがありました。
あれって、どうやっているんでしょうね?
見るたびに毎回、不思議に思ってしまいます。
僕はお酒を飲めないので、ビールになんて興味はないのですが、あのCMに限っては、飲んでみたいな!なんて思ってしまいます。
派手派手に演出しなくても、シンプルに際立たせるっていうことのほうが、人の印象に残りやすいのですかね?
紫色に輝く空に広がる雲の壮大さ [自然]
僕は都会で生まれた都会育ちの人間で、これまで大自然のなかで生きたことはありません。
ですので、どうしても大自然の雄大な光景にはく惹かれてしまいます。
今回紹介する写真は、ぱっと見た感じ、なんてことない写真のように思えるのかもしれませんが、この写真のなかに自分がいたとしたら?
なんて考えてみてください。
見渡す限り広大な砂漠の中に点々とする木々よりも小さな自分が、紫色に輝く空と大きく広がる雲を眺めているんです・・・。
こう考えると、日々のストレスや小さなことでいつまでもクヨクヨしている自分があまりにもちっぽけな生き物で、地球の偉大さを考えると嫌な思いから一気に解放されます。
実は、僕の夢のひとつとして「アフリカの夕日」を死ぬまでにみたいと思っています。
頭の中には、すでにイメージは出来ており、左側には写真のような木がまばらにあって、その木の上にはチーターが寝そべっています。
そして画面右側の遠くの方にはキリンの群れとシマウマがぼんやりとみえていて、はるか遠くにある地平線の少し右側には、沈みゆく夕日がゆっくりと沈んでいく。
あああ~いいなぁ~